「縁を大事に。縁の下の力持ちのエンジニアとして働く」秋末敦史さん(E3メンバーインタビュー)

on 2020.12.11
「縁を大事に。縁の下の力持ちのエンジニアとして働く」秋末敦史さん(E3メンバーインタビュー)

E3コミュニティメンバーの皆さんはどんな思いでいま仕事をしているのか。今までの経歴や成功・失敗体験も含めてお話を伺っていきます。今回インタビューしたのは秋末敦史さん。秋末さんはインフラ構築や機材の管理台帳のエンジニアリングなどに関わられています。

ライター:平田提

サーバーサイドがメインのエンジニア。メジャーな言語を業務の中で習得


――秋末さんはいまどんなお仕事をされているんですか?

秋末さん:システムやテクノロジーのR&D、インフラ構築などをしている企業で業務委託のエンジニアとして働いています。グループ会社が扱うインフラ機材一式の管理台帳の社内Webアプリの運用や、新規開発をしたりしています。

――プログラミング言語としてはどんなものを使用されていますか?

秋末さん:業務内容がサーバサイド、フロントエンド両方関わるので、HTML、JavaScript
、Java、Perl、Ruby、Pythonなどメジャーな言語は一通り触ります。

――そういった言語はお仕事をされる中で覚えていったんですか?

秋末さん:Javaは以前の会社でも使っていましたが、PHPを使うことが一番多かったかもしれません。今の現場でPythonやRubyを触るようになって、3年経ちます。

E3経由でフリーに。印象に残るのはSynspectiveのセミナー

――今のお仕事はどんなきっかけで探されたんですか?

秋末さん:E3で大津さんに紹介いただきました。

――そうだったんですね。フリーになられたのはどんなきっかけだったんでしょうか。

秋末さん:会社員時代に、フリーの働き方ってどんなものなんだろうと興味が湧いて、大津さんが独立される前の会社におられた頃、お話を伺ったんです。そのときはすぐに転職にはつながらなかったんですが、また転職を考え始めた頃に大津さんが独立されてE3を立ち上げていて、声をかけられたのがきっかけです。いまの現場に入る時がフリーとしては最初の現場でした。
いまの現場のように大きな会社でできるとは思っていなかったのでびっくりしました。ご縁がつながってよかったなと思います。

――なるほど、良いですね。E3ではどんな活動をされていますか?

秋末さん:以前E3のミートアップに参加しましたが、S ynspective(シンスペクティブ) さんの回が印象に残っています。宇宙衛星を飛ばして地表の画像を撮影してそのデータを活用して事業をされている会社です。地表側で受け取ったデータの処理をエンジニアがどう行うかなど、とても興味深いお話でした。

――ちょうど先日、日本人宇宙飛行士・野口聡一さんが搭乗するスペースXの「クルードラゴン」が打ち上げられましたが、宇宙はアツい分野ですよね。

縁の下の力持ちのエンジニアとして働く喜び

――いまのお仕事の醍醐味ってどんなところにありますか?

秋末さん:インフラに近いところにいるので、「縁の下の力」の仕事だと思っています。、外からはなかなか見えないけれど、サービスの根幹を支えているような。
これは個人的な性格に関わるところもあると思うんですが……日の目を見ない(笑)というか、隠れたところで誰かを支えるポジションにやりがいを感じるんだと思います。

――良いですね。バンドにおけるドラムとか、野球のキャッチャーとか、玄人っぽさもあり陰で全体を支えるような……。

秋末さん:私もそういうポジションが好きですね。いまの仕事は日々勉強になっているので、それも良いところです。もともとコンピュータに興味があって、大学時代にコンピュータ・サイエンスを学んでたりプログラミングもしたりしていました。陰で人を支えたり、技術を学んでいったり、そういうことをずっと続けていきたいと思います。

――プログラミングの面白さってどんなところにありますか?

秋末さん:プログラミングはものづくりと捉えています。プログラムすることで、自動でモノを動かせたりする。「こう書いてあげれば動くはず」と考えて実際にうまく動いたときの感動は一入(ひとしお)です。想像していたことが実現できるのがプログラミングの素晴らしさだと思っています。 
そうやっていろんな業務の自動化につながって他の人の仕事の業務負担を軽減するような、人助けに関われるのが良いなと思います。 

――秋末さんは奉仕の精神が強いんですね。

秋末さん:そうかもしれませんね。プログラミングのスキルや仕事を通じて、奉仕できるのが良いですね。


「縁」を大事に。ポジションを広げ、学びを深めていきたい

――今後やってみたいことって何かありますか?

秋末さん:大津さんにも相談させてもらったことがあるんですが、今までは手足を動かすプレイヤーとして続けてきたのですがプロジェクトマネージャーのポジションもやっていけるようになりたいと思っています。少しずつプレイングマネージャー的なポジションからどういう方法があるか探しているところです。

――最終的にエンジニアとしてこうなりたい、こういうものをつくりたいというのはありますか? 

秋末さん:自分が何かを作るというより、誰かの人助けがしたいですね。やりたいことがいっぱいあるけど実現できない人の手助けをして、実現していきたいです。
あとは技術情報を新しく学ぶのは好きなので、溜め込んだ知識をいつか困っている人の助けになるよう発信していけたらと思います。今後はQiitaでもなんでも学んだことをアウトプットをしていく機会を増やしたいです。

――秋末さんは「縁」を大事に仕事をされる方なんだなと思いました。今日はありがとうございました!

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