教育学部のバックボーンを活かしてEdtechに挑戦したい

on 2021.12.08
教育学部のバックボーンを活かしてEdtechに挑戦したい

E3コミュニティのエンジニアの皆さんへのインタビュー。今回はフリーのエンジニアとして働く佐々木正太郎さんに最近のお仕事や作業環境、今後やってみたいことについてお話を伺いました。20年のエンジニア経験がある佐々木さんですが、最近ご自身が教育学部であるバックボーンを活かしてEdtechに挑戦したいと考えられるようになってきたそうです。

ライター:平田提(株式会社TOGL)

アドテク企業でシステム開発。過去には窓のない部屋で働く日々も



――現在のお仕事を教えてください。

アドテク企業にフリーランスとして参画し、動画広告の配信管理のシステムを開発しています。現在は本番リリースから1年半くらい経過したところです。広告ごとにどういうセグメントの人にどんな頻度で見せるか等を設定して、配信結果も分析できるといったようなものです。

――そうなんですね。フリーになったきっかけは何だったんでしょうか?

システム会社に就職したものの、自分一人で外の開発現場に派遣されることが多くなり、だんだん会社に所属しているメリットが感じられなくなっていきました。それに、すでにフリーで働いている人と同じ職場でいろいろ話を聞いているうちに、自分の成長のためにもフリーになったほうがいいかなと。

――これまではどんなキャリアを歩まれてきたんでしょうか。

新卒から5年ほどは小規模なシステム会社で正社員として働いていました。人材紹介もしているような、30名ぐらいの規模の企業でした。当時は電子マネーのEdyとか金融系のシステムを開発していましたが、その後フリーになって15年ほど経っています。
経験した業界は人材紹介・保険・クレジットカード・不動産・ニュース・飲食予約・チャットボット・IoT機器管理・教育・動画配信・営業支援・回収代行……もろもろです。
窓のない部屋で毎日10時間以上働いていたこともあります。

――窓のない部屋で……。

そうなんですよ。夜通しモニタとにらめっこして異常が起きないかだけをチェックしたり、部屋の隅でサンドバッグを叩く人と同じフロアで働いたり……。20年ぐらいエンジニアをしていますが、当時はSIer主導の案件がほとんどでn次受けが当たり前なこともありました。リリースに向けて総合テストが間に合わないとなると、とにかく人を足して打鍵しまくるような世界(笑)。今はおしゃれなオフィスでモダンなフレームワークで仕事しよう!みたいな流れがあって、時代は変わったなあと思います。


開発PCはLinux(Ubuntu)。Webシステムにおけるバックエンド、フロントエンド、インフラ全般を経験


――お仕事で使われる言語を教えてください。

いわゆるプログラミング言語でいうと、Javaを15年くらい、ここ5年くらいはGolangです。
関わるプロジェクト・プロダクトはWebシステムが多いので、HTML/JavaScript/CSSの3点セットを、昔なら素のまま、最近ならVue.js/Nuxt.js/TypeScriptを介して使っています。
いまだにシェルスクリプト書いたり、たまにPHP、Pythonあたりをいじったりもしますね。

――PCやMac等作業には何を使われていますか?

開発PCはMacではなくLinux(Ubuntu)です。Macは高いので、安めでスペックもそれなりのWindowsPCのOSを消してLinuxを入れ直して使っています。
ただそういうのが許されない現場もあるので、支給されるならMacを使うこともあります。

――「これがないと困る」ソフトやツールはありますか?

やはり[JetBrains](https://www.jetbrains.com/ja-jp/)の製品群でしょうか。コードを書いていてかゆいところに手が届くというか、シームレスな開発体験ができてストレスフリーなのが良いですね。


Edtechに挑戦したい。フルスタックであるために「成長志向」でいたい


――今までのお仕事で興味深い、思い出に残る仕事はありましたか?

教育系アプリのプロジェクトですね。教育学部出身ということもあって教育への興味があったので、システム開発でかかわれたのは良い経験でした。

――そうだったんですね。教育学部はどんなきっかけで選ばれたんですか?

大学に上がるときは漠然とした思いでした。でも大学で学ぶうちに教育の面白さを知り、先生になることも考えたんですが、仮になるとしてもまずは社会のことを知りたいなと。それでまずは就職をしました。

――なるほど。今後やってみたいお仕事があればぜひお聞かせください。

IoT関連も捨てがたいんですが、あらためてEdtechに挑戦してみたいと考えています。教育学部での経験は最近になって自分にとっては大きな糧だなと改めて思っていて、いまの自分の立場で何かしら教育界に恩返ししたいんです。

――そのように考えるようになったきっかけは何だったんでしょうか?

やはり子供ができたことですね。子供は小学3年生になったところなのですが、学校でプログラミング教育を受け始めています。iPadを持って常にインターネットにつながっているデジタルネイティブ世代とどう教育的にかかわるべきなのか。低年齢から教育の質や量をどう上げていくのかが課題だなと感じています。いまは新興のEdtechがどんどん出てきていて、舞台が整ってきています。エンジニアとしての経験を活かしてその新しい教育にかかわれないかと考えています。

――そうなんですね。いまの現場でのお仕事で今後こうしてみたい、と思われていることはありますか?

ビジネスサイドの気持ちが分からなきゃいけない、と考えています。エンジニアとして自分の好きなことに注力したい思いもあるのですが、チームとしての成果が上がっていくようどうチームビルディングできるかには興味があります。
フロントエンド、バックエンド問わず開発に取り組み、インフラ構築にも顔を出し、ビジネスサイドとの要件詰めやUI/UXの検討、チームビルディングもやれるようになりたいですね。自分の成長がチーム全体の成長になり、関わるサービス・プロダクトの成長になるのを目指していきたいです。


・今の就業形態:フリーランス
・現在の仕事:アドテク企業で動画広告の配信管理のシステム開発
・得意分野:Webアプリケーション開発における作業全般
・使用言語・スキル:Java、Golang、HTML/CSS/JavaScript(Vue.js/Nuxt.js/TypeScript等)、PHP、Python
・仕事で大事にすること:傾聴。歳をとり、いつの間にか自分がしゃべる機会が多くなってきていることに気づいたので。
・今後やってみたいこと:Edtechにかかわりたい。またフルスタックであるために「成長志向」でいたい。

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