一度は諦めようとしたエンジニア職。再び夢を追いフルスタックエンジニアへ

on 2022.09.02
一度は諦めようとしたエンジニア職。再び夢を追いフルスタックエンジニアへ

今回のインタビューはSaaS開発に携わる茂木康汰さんにお話伺いました。エンジニアを志すも一度は諦めたという茂木さん。再びエンジニア職を目指し、現在はフルスタックエンジニアとしてお仕事されているそうです! お仕事のやりがいや、エンジニア職の面白さ、今後の展望についてもお話いただいています。

ライター:荒井啓仁 編集:株式会社TOGL

ビジョンに惹かれて現在の会社に入社! 顧客からの温度感が高い意見がやりがい

ーー現在のお仕事について教えて下さい。

請求書管理システムの開発に、エンジニアとして参加しています。

ーーどういったお仕事をされているのでしょうか?

組織的には1メンバーとして、フロントエンドとバックエンド両方見ています。エンジニアの裁量が大きい組織なので、自分で設計から仕様まで細かい部分も決めることができます。

ーーいつごろからフルスタックエンジニアとして働かれているのでしょうか?

フロントだけという時が2ヶ月ほどありましたが、インターンで働いている頃から両方扱っています。

ーー学生の頃から両方扱っていたのはすごいですね。

C言語やJavaなどバックエンドの言語を授業で、フロントエンドはHP制作を自身でやっていたので自然と身につきました。

ーーなるほど。

両方興味がありますが、まだまだ深堀りできていないのは弱みだと思っています。

ーー言語は何を使われていますか?

業務ではReact.js、Kotlin、Ruby on Rails、Vue.js、CakesPHP、Java、Go辺りですね。HTML、CSS、TypeScriptも使っています。

ーー現在の会社に入社したきっかけは何かありますか?

BtoBSaaSが好きだったので、新卒の頃から入ってみたいと思っていた会社でした。1つ前の会社で働いているときにお声がけいただき入社しました。

ーーすごいですね! 現在の会社のどこに惹かれたのでしょうか?

この会社の「ビジネスインフラになる」というビジョンと、作っているプロダクトに惹かれたのが大きいです。自分の考えと会社の理念が合致していて、エンジニアとして働くならここだと思っていました。

ーー憧れた会社で働けているのは素敵ですね。

ビジョンに惹かれた部分もありますが、自身の技術が磨けそうだと感じたのも理由の1つです。優秀なエンジニアの方が多く在籍していたので、勉強になると思いました。

ーー現在の職場でのやりがいは何でしょうか?

たくさんあります。ToBは顧客との距離が近いので、本気度が高く魅力的な商品が多いと思っています。お客様から温度感の高い意見が来ることが多いので、やりがいを感じますね。受注報告でプロダクトの利用者が増えているのを見るのも純粋に嬉しいです。

ーー素晴らしいですね。スキルアップや成長を感じた現場はありますか?

新卒で入った会社では、大きく成長できたと思います。古い体質の残った会社で、働きやすい環境ではなかったのですが、仕事を通して自分や周囲をどう幸せにするか考えるいい機会になりました。中途で入った人が新卒の自分より先に辞めていくので、エンジニアとしても鍛えられましたね(笑)。技術的にも裁量が大きかったので、いろいろ試すことでスキルアップできました。

「35歳定年説」を乗り越えて。答えが1つじゃないのがエンジニアの面白さ

ーー情報系に進もうと志したのはいつ頃でしょうか?

中学生の頃、ドラマ『ブラッディ・マンデイ』を見て「ハッカーかっこいい!」と思ったのがきっかけかもしれないです(笑)。何かしらPCを触る仕事がしたいと、当時安易に思いついたのがエンジニアでした。

ーーエンジニア職は長年の夢だったんですね。

一度エンジニアはやめようと思ったのですが、結局エンジニアになっていますね。

ーーなぜやめようと思ったのですか?

高校1年の頃、友人の父親や技術の教師など、周囲でエンジニアを辞めている人が多かったんです。当時は「エンジニア35歳定年説」もよく耳にしたので、エンジニアは長く続けられる仕事じゃないかもと思い、エンジニアの道は一度諦めました。

ーーなるほど。再度エンジニアを志した理由は何でしょうか?

再びドラマに影響を受けたのですが、『リッチマン、プアウーマン』を見てエンジニア職への憧れが再燃しました。当時は悩みましたが、一度きりの人生だし途中で辞めることになったとしても、エンジニアになりたいと強く思い情報系の大学に進学しました。

ーーご自身はエンジニアに向いていると思いますか?

仕事に行きたくないと思うことがほとんど無いので、向いているんだと思います(笑)学生時代のアルバイトは数時間だけでも憂鬱でしたが、エンジニアとして働いてからはほとんど無いですね。

ーーエンジニア職の面白さはどこにあると思いますか?

実際にものが動いて、誰かに使ってもらえることだと思います。1から10まで全て組み上げていく過程や、答えが1つじゃないところも面白い。ゴールまでの導き方や、動かし方などエンジニアによって答えが違う点も面白いです。

幅広い範囲で動けつつ、プロフェッショナルなエンジニアになりたい

ーー目指すエンジニア像についても教えて下さい。

まだ具体的に固まってはいませんが、技術だけじゃなく幅広い範囲で動けるエンジニアになりたいです。

ーー今後の展望はいかがでしょうか?

1つの分野でもいいので「これは茂木に聞けばいい」というような、何かしらのスペシャリストになれたらと思っています。

ーー素敵ですね。将来的なビジョンは何かありますか?

本業じゃなくてもいいので、友人たちと一緒に仕事ができたらと考えています。以前友人の会社で働いたことがあるのですが、事業があまり好きになれず……。次に友人と働く機会があれば、反省点を生かして会社を運営してみたいですね。

・今の就業形態:正社員
・現在の仕事:Webアプリケーションエンジニア
・得意分野:0からの開発
・使用言語・スキル:HTML/CSS/JavaScript/TypeScript/React/Vue/Kotlin/Go/Ruby on Rails/PHP/Postgres/MySQL/AWS/GCP/Dockerなどなど…
・仕事で大事にすること:働いていて楽しいからどうか
・今後やってみたいこと:何か一つの技術でリードすること

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