ドローン分野で活躍するインフラエンジニア!今後は多くの人に関わりたい

on 2022.11.30
ドローン分野で活躍するインフラエンジニア!今後は多くの人に関わりたい

E3メンバーへのインタビュー。今回はインフラエンジニアとして、ドローンにまつわるお仕事をされているT.Kさんへお話伺いました。インフラ方面に進まれたきっかけや、今後の展望もお話いただいています。

ライター:荒井啓仁

現在はドローン関連の現場でインフラを担当

ーー現在のお仕事について教えてください。

IoT系のセンシンロボティクスという業務ソリューションを提供する会社に勤めています。

ーーどういった分野でお仕事されているのでしょうか?

ドローンを用いた自動飛行や、ドローンと連携を取ったデータ活用などです。可視光以外で撮れた画像を機械学習にかけるなどのサービスを提供しています。

ーー面白いですね。どういったクライアントが多いのでしょうか?

大きい会社が多いので名前は伏せますが、大手石油会社や風車の点検に利用することもあります。

ーードローンのシステム開発をされているのでしょうか?

自分はインフラエンジニアとしてインフラを支える部分に携わっています。

ーーどういった経緯で現在の会社に入られたのでしょうか?

スタートアップ系の会社を紹介する会社から紹介されてジョインしました。

ーー現在の会社に惹かれた理由をお聞かせください。

社会的なインフラを担っているという意義やユニークな部分に惹かれました。ただ単にドローンを飛ばすだけではなく、さまざまな仕組みを活用する多様さが面白いです。

ーー言語は何をお使いでしょうか?

インフラ関係ではクラウドに対してTerraform、コンテナ技術ではkubermeters、コンテナ管理はKubernetes manifest(yaml),その管理にGithubActionsなどを使っています。開発よりも運用や支援の要素が多いのでプログラミング言語にはあまり触りませんが、操作系でShellやPythonを使うこともあります。

「なんでも屋」なバックエンドエンジニアからインフラエンジニアに転向

ーーもともとバックエンドエンジニア志望だったのでしょうか?

キャリアとしてはインフラ以外にも、テストエンジニアやフロントエンドエンジニア、クライアントの端末管理などなんでも屋的なエンジニアとして働いてきましたね。

ーーインフラ方面に進んだきっかけは何かありますか?

転職を考えていた当時、周囲からインフラ領域を見てほしいという要望が多かったのがきっかけです。当時はインフラやその他領域を見れるエンジニアが少なく、「SREとしてちょっとやってほしい」と声をかけてもらうことが多かったんです。オンプレミスのサーバー作りや大掛かりなシステム移行など、自分で手を動かして働くことも多々ありました。インフラの仕事をこなして知識が増えることで、さらにインフラの仕事を振られるという(笑)。インフラの仕事は自分の思考とも噛み合っていたので、インフラエンジニアとして働くのも良いかなと思い、インフラ方面に進みました。

ーーどういった部分がご自身と噛み合ったのでしょうか?

思考を巡らせて考えていく部分です。インフラ分野はただ導入するだけ、ただ作るだけではなく中・長期的な視点が必要だと思います。Aを入れるならBも入れるなど、どういうことをやって何が必要になるのか。考えを巡らせて発展させていく過程が自分の思考に噛み合っていると感じますね。新しい情報や技術にも興味があるので、そういったものを積極的に取り入れられる部分も自分に向いていると思います。

有名スマートフォンゲームのインフラを立ち上げたことも

ーーエンジニアを志したきっかけは何かありますか?

学生時代、インターネットが流行りはじめまして、そういう仕事に就きたいと思ったのがきっかけです。ソフト面とハード面どちらも扱う学部が肌にあっていたのもあり、どちらかに縛られず働きたいと思っていました。

ーーでは今のお仕事は理想に近いというか。

そうですね。どちらも扱う現場なので、そういう面では理想に近いと思います。

ーーインフラエンジニアとしてスキルアップを実感できた現場はありますか?

某有名スマートフォンゲームの現場で、インフラの立ち上げを担当させていただいたのはスキルアップに繋がったと思います。リリースから同時接続が1万人に達するような有名ゲームでして、1から自分で負荷検証を行い、それに耐えうるシステム開発やネットワーク構成を行いました。

ーー1から手掛けたサービスはそれが最初だったのでしょうか?

そうなんです。自分が基盤を作って、現在もゲームとして成立しているのは誇らしいです。大量のアクセスを捌く基盤を作った経験は自分の仕事の土台になっていますね。

いろいろな会社をサポートしたい。今後はE3メンバーとも交流できれば


ーーエンジニアとしてのやりがいは何でしょうか?

結果的にそうなった部分ではありますが、エンジニアのシェアの中でニッチな部分に携われるのがやりがいです。大規模なシステムを作ろうとか、込み入ったことをやろうという際に特定の分野ができる人が少ないケースは多々あります。そういうときに、「じゃあ自分がやりましょう」と踏み込んでいけるのは嬉しいですね。

ーー今後目指したいエンジニア像もお聞かせください。

1つの会社に所属するだけではなく、SREとして多くの方と関わっていけたらと思います。E3さんとの繋がりもあるので、1社に限らずいろいろな会社をサポートしたいです。エンジニアだけの会社だと知らない知識やできないことがあるかもしれません。立ち上げの際の導入支援とか、コンサルタント的な働きができればと思います。

ーーインタビューを見て、一緒に仕事をしたいという方も現れるかもしれませんね

そうですね。E3内の方とお仕事できたら嬉しいです。

ーーご一緒にお仕事したい方、T.Kさんにメッセージをお願いします!

・今の就業形態:正社員、フルタイム
・現在の仕事:SRE、セキュリティエンジニア
・得意分野:大規模インフラやそのパイプライン、エコシステムを考え構築すること
・使用言語:Python, Terraform
・仕事で大事にすること:新規のビジネスで次のチャンスを得られるよう結果を出す
・今後やってみたいこと:事業立ち上げからシステムに関わり、データ分析まで行いさらに次のビジネスにつなげること

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